8/6 理容室
2025.10
8月6日に広島に行った際
とある理容室へ伺いました
原爆投下から数時間後に松重美人さんによって撮られた
とある理容室へ伺いました
原爆投下から数時間後に松重美人さんによって撮られた
数少ない写真のうちの一枚です
撮影者の松重さんが当時住まれていた自宅兼理容室の写真で
写真美術館での展示でも序盤に展示されており印象的でした
爆心地から2.8キロのこちらでも甚大な被害があり
「爆風で窓枠はへし折れ、爆風が来た側の壁面は全く抜け
大きな穴があき、壁土が座敷に盛り上がっていました」
と、お話されていたそうです
この写真の理容室の場所を調べたところ
松重さんの甥にあたる大屋さんが現在お店を継がれているという事でした
この写真の理容室の場所を調べたところ
松重さんの甥にあたる大屋さんが現在お店を継がれているという事でした
わたしは平和記念式典の後に路面電車を駆使して
こちらの理容室へ行こうと思い立ちました
松重さんが写真を撮られていた御幸橋で降りて
松重さんが写真を撮られていた御幸橋で降りて
京橋川を渡って行くことにしました
大屋さんは突然の訪問にも関わらず、快諾してくださり
写真を撮らせて頂きました
建物の基礎は当時のままという事で
「周りの建物は全部建て替わっちゃったけれど
写真を撮らせて頂きました
建物の基礎は当時のままという事で
「周りの建物は全部建て替わっちゃったけれど
うちはそのままだからいつ倒れるかわからないよ」と
冗談混じりに話してくださいました
時間と共に当時の事を知る方や建物も
減っていってしまうのは仕方がない事ですが
減っていってしまうのは仕方がない事ですが
行動一つで物事や歴史や史実との距離が縮まることをつくづく感じます

