初めての泪橋そしてT字路S・前編

 2025.11




先日、メトロ日比谷線に揺られ南千住へ初めて行きました。

目的地のエリアとしては泪橋、日本堤、山谷地区と言われている場所です。


T字路sのイベントに当選して私は1人でこの街に来ることになったのです。

大川さんやこの街に詳しい方に最高だと言われる居酒屋さんを
紹介してもらうものの定休日とぶつかり行けずじまいです。

しかし、イベント前になんとかしてこの街の飲み屋に行かなくては
虫の居所が悪く、良さげなお店を探しながら街歩きをしてみます。

南千住駅から歩いていると明日のジョーで有名な
矢吹丈の銅像にバッタリ遭遇します。


そして、独自の嗅覚と感覚でこのような飲み屋さんを発見しました。









なぜだか、いい予感でしかありませんでした。

店内の様子やご飯の写真は撮れませんでしたので食レポで失礼いたします。

カウンターとお座敷の店内、常連さんであるであろう方の
お隣にお邪魔します。


メニューは手書きで壁にぎっしり書かれています。

オリジナリティ料理が売りなのか
メインの料理があったとしますと
その料理の味変化バージョン、揚げなのか生なのか焼きなのか・・・
そのため、メニュー表が溢れているわけです。


私は、ハムカツとビールをいただきます。

お通しの大根とイカの煮物なだけで絶品なため他の料理も
間違えないはず。と言い切れました。


どのお席の常連さんも注文しているおつまみセット。
ポテサラ、鳥刺、お新香。
十分すぎる盛り合わせと量で、480円。良心的すぎて驚きが隠せません。

あまりのメニュー数ゆえ見逃しておりました。

そしてお刺身。その鮮度、確実に美味しいはずです。


隣の常連さんのおじさまと会話をしているとお仕事で年1回
私の地元、直江津へ行くことがあるとのことで
私の直江津おすすめ居酒屋も紹介させていただきました。


そして、私が南千住から歩いてこのお店に偶然、辿り着いてしまった話していると
大将夫妻も話を聞いてくださりこの街について説明をしてくださいました。



「大通りに対して君がが出発した場所からその通りまでがいわゆる三谷で
ドヤ街だよ。この通りからうちの店がある方は最寄りは三ノ輪、南千住の一つ手前で
ドヤ街ではなくどちらかというと吉原だね。
昔は女の子1人で歩き回るなんて危なかったけど今は大丈夫。
今日はお祭りがあったかから通りの奥に行くと賑わっているよ。」


こんな新参者の私にお優しく話してくださる皆様に人情を感じました。


「ところでなんで泪橋に?」


肝心なことを伝えておりませんでした。
流れ者のままで終わるわけにはいきませんので説明させていただきました。


そうこうしているとイベントの時間が近づいてきます。

お会計時、オカミさんが
「お店を出て右。とにかくまっすぐ行くと泪橋ホールに着くから。」


一見、ドライに見えるオカミさん。(シノさんと呼ばれておりました。)
彼女は泪橋ホールを知らなかったはずなのに道を調べておいてくださりました。


名残惜しさがある中お店を後にします。

土地勘がつかめてきたところで泪橋ホールに到着です。

思いのほかイベント前の時間が盛りだくさんになってしまいました。
次回はT字路sのイベントについてお話しいたします!