書かれた顔
2024.10
お客様に紹介していただき見た映画です。
最近大川さんにお借りしているものづくりについての本を読みながら、この作品のことを想いました。
この映画は坂東玉三郎さんが女型を演じるドキュメンタリーです。
唇の形、首筋、身体の線
女性が見ても女性だと思うくらい色気に翻弄されます。
特にお化粧のシーンが嫉妬するほどに心を奪われます。
「男の目でみた
男が理想とする
女を演じていることに気づいた」
初めて舞踏というものをみましたがこの言葉によってさらに見方が変わりました。
そして自身の体で日本の美という伝統的なものを構築しているとは、なんて素晴らしいことかと感動しました。
職種は違いますがものづくりに対して同じ熱量で取り組まなくてはと刺激を受けました。
suzu